・記事のリライトをしようと思うのですが何をすればいいかわかりません。
・具体的にどうやってリライトすればいいか教えてください!
こんな悩みを解決します。
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検索順位別リライト法
リライトするタイミング
間違ったリライト方法3選
今回は、検索順位を上げるリライト方法というテーマでお話しします。
検索順位を上げたいのであれば、定期的に記事をリライトすることが必要です。
なぜなら、情報は日々アップデートされるため、古い情報を最新版にしておく必要があるからですね。
実際に僕も、同じ記事を何度かリライトして検索順位を上げてきました!
リライト後の検索順位変化
この記事を参考にすることで、上のように検索順位を上げる方法がわかります。
記事の後半では、自分の記事順位にあわせたリライト方法を詳しく解説していくので最後までじっくり読んでみてください。
それではさっそく見ていきましょう。
【前提】リライトは他人の記事をコピペすることではない
リライトとは、公開した記事を加筆修正することです。
記事を定期的に加筆修正することで、最新の情報にアップデートしたり足りない情報を追加します。
ほかにも「図解」を差し込んでわかりやすくするのもリライトの1つです。
「ほかの人の記事をコピペ」してリライトしてしまう初心者の人がいるのですが、これでは検索順位は上がらないので注意しましょう!
リライトのタイミングは記事公開から3ヶ月以上
リライトは、記事を書いてからから3ヶ月以上経ってから行いましょう。
なぜなら、記事を公開してから最初の1,2か月は検索順位が安定しないからですね。
中には半年以上経ってから順位が付き始めることもあるので、少なくとも記事を公開してから3か月は放置しておいてOKです!
ただし、ブログ開設から3ヶ月以内でもSNS流入がある場合は、Googleアナリティクスの「滞在時間」などをみてリライトしてもOKです!
検索流入を狙うなら検索順位チェックツールは必須
検索順位チェックツール
検索流入を狙うのであれば、検索順位チェックツールは必須です。
なぜなら、手作業で1つひとつ確認するのは大変だからですね。
リライトの方法も検索順位によって変わるので、記事の順位をしっかり把握しておく必要があります。
検索順位チェックツールは、RankTrackerかGRCのいずれかを使えばOKです。
ちなみに僕はブログで月7桁以上稼いでいるマナブさんが使っているランクトラッカーを使っています!
検索順位チェックツール:RankTracker
上のような感じに、1つのキーワードに対して「順位」や「毎日の順位変動」を自動で記録してくれます。
まだ検索順位チェックツールを導入していない人は【SEO最強ツール】RankTrackerの価格・料金プランを徹底解説を参考にしてみてください。
【検索順位別】ブログ記事をリライトする方法
それではさっそくリライトのやり方を紹介します。
リライトの方法は、記事の検索順位によって変わります。
なぜなら、読まれているかどうかによって修正ポイントが違うからですね。
そこで今回は、以下の3つに分けてリライトのやり方を具体的に紹介していきます。
- 検索順位が全くつかない場合
- 100位から20位の記事
- 20位よりも上位表示されている記事
それではさっそくみていきましょう。
検索順位がつかない記事をリライトする方法
結論、検索順位がつかない場合は、以下の3つを確認しましょう。
検索順位がつかない記事のリライト方法
- 文字数:記事の文字数が足りない
- 記事数:関連ジャンルの記事数が足りない
- 不足コンテンツ:記事の内容が十分でない
検索順位がつかない原因は、他の人の記事に対して上の3つが足りていないことが多いです。
上の3つが満たされて初めて検索上位が取れるので、まずは1つずつ確認してみましょう!
3つの項目それぞれの確認方法と目標値は以下のようになります。
リライトの目標と解決策
- 文字数:上位10サイトの平均文字数以上
- 記事数:1つのカテゴリーに20記事以上
- 不足コンテンツ:検索上位サイト10サイトを確認
順番に解説します。
その①:文字数は上位10サイトの平均文字数以上にする
文字数は、上位表示を狙うキーワードで検索したときの上位10サイトを参考にしましょう。
具体的には、上位10記事の平均文字数よりも少し多めの文字数にすればOKです。
文字数はラッコツールズを使えば簡単に確認できます。
たとえば[転職 おすすめ]というキーワードで検索すると、以下のように平均文字数が表示されます。
平均文字数が表示される
文字数の目安は狙うキーワードによって変わるので、記事を書く前にかならず確認しておきましょう。
平均文字数の確認方法はブログ記事の文字数の目安は?【結論】文字数よりも読者ファーストを目指しましょうで解説しています。
その②:1つのカテゴリーに20記事以上いれる
1つのカテゴリーに、20記事以上記事が入るように関連記事を増やしましょう。
なぜなら、記事の評価は記事単体だけではなく、同一カテゴリーの記事数や内部リンクによっても決まるからですね。
理想としては、同一カテゴリーで以下のような記事構造を目指しましょう。
同一カテゴリーのリンク構造
リライトしている記事カテゴリーの記事数が20記事未満であれば、リライトと並行して関連記事を増やしていきましょう!
その③:上位10サイトを検索して不足コンテンツを確認する
検索に表示されない記事の特徴として、記事内容が十分でない可能性が一番高いです。
その場合は、自分の記事に足りない内容をや相違点を書き出しましょう。
確認が大変なときは、AIテキストマイニングとExcelを使用して簡単に分析することもできます。
上の方法は【裏技】ブログで検索上位表示を目指す記事構成の作り方【マル秘分析法】で詳しく紹介してるので参考にしてみてください。
記事の検索順位が100位から20位のリライト方法
検索順位が100位から20位の記事は、以下の2つの項目をチェックしましょう。
100位〜20位のリライト方法
- 検索意図:読者の悩みが解決できているか
- 共起語:キーワードと一緒によく使われる言葉
順番に解説します。
その①:検索意図を満たす記事を書く
まずは、キーワードに対して検索意図を満たしているか確認しましょう。
検索意図とは、読者がそのキーワードで検索した理由のことです。
たとえば[筋トレ やり方]で検索したのに、記事の中でプロテインについて紹介されていたら、明らかに検索意図を満たしているとは言えませんよね。
上の例は極端ですが、検索意図と記事の内容がずれていると記事が読まれないので注意しましょう!
解決策:ペルソナを考える
記事を書く前にペルソナ(想定読者)を考えることで、検索意図のズレを減らせます。
たとえばペルソナとして「20代会社員男性」を想定したときの[筋トレ やり方]の検索意図は以下のように考えられます。
- ペルソナ:20代会社員男性
- キーワード:[筋トレ やり方]
- 検索意図:忙しくてもできる筋トレのやり方が知りたい
「会社員→忙しい→簡単にできる筋トレが知りたい」のように、ペルソナがあることで検索意図をある程度絞ることが可能です。
ペルソナは以下の3つを考えればOKです。
考えるべきペルソナ3つ
- 過去の自分(自分目線)
- 知り合い・友達(他人目線)
- 検索上位記事から想像(SEO目線)
上の3つのペルソナを考えれば、具体的にペルソナを考えなくても検索意図を外すことはありません。
ペルソナについては【初心者向け】ペルソナ設定の作り方【3人の想定読者を考えればOKです】で詳しく解説しています。
その②:共起語を記事の中にいれる
共起語とは、検索キーワードとともによく用いられる言葉のことです。
たとえば[脱毛 おすすめ]の共起語は以下のようなものです!
■「脱毛 おすすめ」の共起語
脱毛 クリニック 全身 サロン おすすめ 口コミ 沖縄 医療 料金 VIO ランキング 照射 比較 予約 サイト 効果 エステ コース 人気
上を見ればわかるように、共起語はキーワードを網羅的に説明するのに必要な言葉と捉えることもできます。
つまり、共起語を記事に盛り込むことで、ある程度網羅性のある記事を書くことができるということです。
解決策:共起語チェックツールを使う
共起語は、以下の2つのツールを使うことで確認できます。
共起語を確認できるサイト
- 共起語検索ツール
- Find Word
共起語については【SEO対策】共起語の使い方と共起語検索ツール【入れすぎに注意です】で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
検索順位が20位より上位記事のリライトのやり方
検索順位が20位以下の記事は、読者に読まれる機会が増えるので、読者満足度をあげることを意識して記事をリライトします。
具体的には、以下の項目を意識してリライトしましょう。
リライトする項目
- 導入文
- 内部リンク
- 潜在ニーズ
- 体験談の追加
- 記事の読みやすさ
- 文章の論理性や流れ
- オリジナル画像・写真
それでは、1つずつみていきましょう。
その①:導入文は【500字以内】で簡潔に書く
記事の導入文は「読者の心を引きつける部分」であり、記事が読まれるか読まれないかが決まる大切な場所です。
導入文は長すぎると、離脱される可能性が高くなるので、以下の項目を簡潔にまとめてかきましょう。
- 悩みを明確にする
- 記事の信頼性や執筆者情報
- 読者の悩みに共感
- 記事の内容
- 読み終わるとどうなるか(ベネフィットを提示)
上の順番で書くことで、導入文で離脱される確率がグッと下がります。
たとえば[リスニング 伸ばし方]のようなキーワードであれば、以下のような感じですね。
(例)リスニングの成績について
1.【読者の悩み】
英語のリスニングの勉強をしているのですが、まったく成績が伸びません。どうすれば成績が伸びるのか教えて欲しい!
2.【悩みに共感】
こんな悩みを解決します。僕も高校生の時にリスニングの点数が上がらず、かなり苦労しました。
3.【解決策】
しかし、毎日30分「音読」することで偏差値が大幅にアップしました。
4.【根拠、理由】
「リスニングに音読なんて効果あるの?」と思うかもしれませんが、英語に限らず言葉の発音は、自分が正確に発声できるものしか正確に聞きとることができないので、音読をして単語の発音練習をすることが大切なのです。実際に音読をするとしない人に比べて、20%以上もリスニングの成績が上がったという実験結果もあります。
5.【未来を想像させる】
そこで今回は、リスニングのための正しい音読のやり方について紹介します。この記事を読めば、リスニングができるようになるだけでなく、長文を読むスピードも速くなるので、総合的に英語の成績が上がるようになりますよ。
上のような順番で、500字程度で導入文が書かれているかチェックしてみましょう!
その②:内部リンクを充実させる
内部リンクを充実させることで、他の記事に読者を誘導することができます。
具体的には、収益記事や記事の内容に関連した記事に内部リンクを貼りましょう。
内部リンクを貼るときは「カード型リンク」や「テキストリンク」を使えばOKです!
クリックされる内部リンクの貼り方は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事【収益化に必須】内部リンクの効果と具体的な貼り方3つをわかりやすく解説
その③:潜在ニーズから読者の悩みを深堀りする
潜在ニーズは、読者がまだ気づいていない悩みのことです。
例えば[副業 おすすめ]で検索する人の検索意図は「おすすめの副業が知りたい」ですが、潜在ニーズとして「サラリーマンが副業をすると会社にバレるのか」などが考えられます。
- キーワード:[副業 おすすめ]
- 検索意図:おすすめの副業が知りたい
- 潜在ニーズ:サラリーマンが副業するとバレるのか
潜在ニーズの内容を一緒に盛り込むことで、読者満足度が上がりますよ!
潜在ニーズの考え方は【重要】潜在ニーズの見つけ方とブログ記事構成【読者のゴールを想像すればOK】をご覧ください。
その④:体験談を追加して差別化する
結論、検索上位のマネだけをしても検索順位は上がりません。
これは、上位コンテンツが「同じような記事で埋め尽くされてしまうのを防ぐため」です。
検索上位を狙うには、周りとの差別化が必要であり、一番簡単なのが「自分の体験談」を入れることです。
「実際に使ってみた感想」や「やってみた経験」などを追加することで、より検索上位を狙うことができます。
その⑤:記事の読みやすさをスマホで確認
リライトが終わったら、自分の記事をスマホで確認してみましょう。
最近では、スマホで記事を見る人が多いので、記事の見え方をスマホで確認することが大切です。
読みやすい記事の書き方は【保存版】誰でも読みやすい記事が書ける方法15選【文章&デザイン】で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
その⑥:文章の論理性や全体の流れを意識した記事を書く
記事はPREP法などを使って、読者が読みやすい記事をかきましょう。
- P:結論
- R:理由
- E:例
- P:再度結論
読者は、検索キーワードに対する回答が記事の冒頭にこないと、離脱する可能性が高くなります。
記事の冒頭で離脱される記事は、Googleからの評価も悪くなるので、検索順位が落ちてしまうので注意です。
「簡潔」かつ「わかりやすい」記事を書くことを意識しましょう!
その⑦:オリジナル画像・写真で差別化
これは僕の経験ですが、自分で作成した図や撮影した写真を載せた記事は、検索上位に載りやすいです。
これも体験談と同じで、他の記事と差別化ができるからですね!
たとえば下のような感じの図解をブログに埋め込むことで、わかりやすい記事になります。
図解を作成してブログに埋め込む
図は、Photoshopなどの難しいソフトではなくCanvaやパワーポイントを使って作成するのがおすすめです。
【疑問】リライトは具体的にどの順番でやればいいの?
結論、記事のリライトは以下の記事を優先しましょう。
記事のリライトの順番
- 検索順位が20位以内の記事
- 100位〜20位の記事
- 検索順位に表示されない記事
つまり、検索順位が高い記事からリライトしていけばOKです。
検索順位が高い記事は少し順位が上がるだけで検索流入が増えるので、少しのリライトで収益がグッと上がる可能性があります。
すでに流入がある場合は、サーチコンソールを見ながらリライトすると、より密度の高いリライトが可能です!
Googleサーチコンソールを使ったリライト方法は以下の記事で詳しく紹介しているので参考にどうぞ。
関連記事【WordPress】Googleサーチコンソールの使い方【具体的な分析方法とアナリティクスとの違いを解説】
記事をリライトするときの3つの注意点
最後に、リライトするときの注意点について紹介します。
リライトの注意点
- キーワードを消しすぎない
- パーマリンクの変更はしない
- 他のサイトのコピぺをしない
順番に解説していきます。
注意点①:自分が狙うキーワードは消さない
キーワードが入っている文章を消すと、検索順位が大きく下がってしまう可能性があります。
また、大幅に文章を変えてしまうと、思わぬところでキーワードを消してしまったりするので、注意が必要です。
特に、検索順位がついている記事のリライトは慎重に!
大幅に記事を修正する場合は、あらかじめ記事をpdf化したりメモにコピーしていつでも戻せるようにしておきましょう。
その②:パーマリンクの変更はしない
パーマリンクとは、自分の記事のURLのことです。
リライト時にパーマリンクを変えてしまうと、せっかく評価されていたページ評価が消えるので注意。
リライトするときは、パーマリンクを変更しないようにしましょう!
そのそもパーマリンクって何?という人は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事【注意】パーマリンクの決め方と設定方法【日本語で設定するのは危険です】
その③:他のサイト内容をコピペしない
他の記事の内容をコピペするのはNGです。
コピペコンテンツはSEO的にマイナスになるので、検索順位がガクッと落ちる可能性があります。
他のサイトを参考にするのであれば、必ず自分の言葉で書くことを意識しましょう!
まとめ:記事の検索順位に合わせたリライトで検索上位を目指そう!
今回は、記事のリライトの方法と注意点について紹介しました。
記事の内容をまとめると以下のような感じですね。
- 検索順位ごとにリライトする項目は違う
- 3ヶ月たったらリライトを始める
- 検索順位が高い記事からリライトする
上のことに気を付けながら、自分の記事をリライトして検索順位を上げていきましょう。
冒頭でも紹介しましたが、リライトをするにはそれぞれの記事の順位を把握することが大切です。
実際に僕が使用している検索順位チェックツールRankTrackerは、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
今回は以上です。
関連記事【SEO最強ツール】Rank Trackerの価格・料金プランを徹底解説