自分なりに記事を書いてみたけれど、なんか上手く書けなくて困っています。
もし、記事のテンプレートがあれば教えて下さい!
こんな悩みを解決します。
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読まれるブログの記事構成
読者を引きつける導入文の書き方
サイト回遊率を高めるまとめ部の書き方
今回は、ブログ記事のテンプレートを紹介します。
ブログって、どんな感じで書けばいいか悩みますよね。
僕もブログを始めたばかりのときは「自分なりに書いてみたけれどなんか上手く書けない」といった感じでしたね。
しかし、たくさん記事を書いているうちに、記事の書き方に『型』があることに気づきました。
そこで今回は、実際に僕が使っているオリジナルテンプレートを紹介します。
記事の後半では、記事を書く「具体的な手順」や「読まれる記事を書くためのポイント」なども紹介するので、最後までじっくり読んでみてください!
それではさっそく見ていきましょう。
【マネしてOK!】ブログアフィリエイト記事構成のテンプレート
結論、以下のような記事構成で記事を書けばOKです。
ブログ記事構成のテンプレート
記事構成を分けると、以下の4つに分類することができます。
記事構成の分類
- 導入文
- 検索意図に対する解決策
- 潜在ニーズに対する補足
- まとめ
それぞれ順番に解説していきます。
テンプレート➀:記事の導入部
記事の導入部分は『読者が記事を読むか決める部分』なので、気合をいれて書く必要があります。
上のような理由で、書籍や雑誌では「導入部分」や「第1章」は力を入れて書かれていることが多いです。
そんな導入部分は、以下の5つを順番に書いていけばOKです。
記事の導入部分で書くこと5つ
- 読者の悩みを明確にする
- 悩みに対して共感
- 解決策を提示
- 解決できる根拠を明示
- 読者に解決後の未来を見せる
これだけだとイメージしにくいと思うので、以下に『英語のリスニング対策には音読が効果的』という内容の記事の導入文を作ってみました。
(例)リスニングの成績について
1.【読者の悩み】
英語のリスニングの勉強をしているのですが、まったく成績が伸びません。どうすれば成績が伸びるのか教えて欲しい!
2.【悩みに共感】
こんな悩みを解決します。僕も高校生の時にリスニングの点数が上がらず、かなり苦労しました。
3.【解決策】
しかし、毎日30分「音読」することで偏差値が大幅にアップしました。
4.【根拠、理由】
「リスニングに音読なんて効果あるの?」と思うかもしれませんが、英語に限らず言葉の発音は、自分が正確に発声できるものしか正確に聞きとることができないので、音読をして単語の発音練習をすることが大切なのです。実際に音読をするとしない人に比べて、20%以上もリスニングの成績が上がったという実験結果もあります。
5.【未来を想像させる】
そこで今回は、リスニングのための正しい音読のやり方について紹介します。この記事を読めば、リスニングができるようになるだけでなく、長文を読むスピードも速くなるので、総合的に英語の成績が上がるようになりますよ。
こんな感じですね。
導入文は、だいたい「スマホで2スクロール」くらいの分量がおすすめです!
疑問:読まれる導入部を作るには?
読者は、おもに以下の3つの部分をみて、記事を読むか判断しています。
- 記事の見た目・読みやすさ
- 記事内容が信用できるか
- 自分の知りたいことが書いてありそうか
たとえば、記事をみた瞬間に文字ばかりだったら、誰だって読む気がなくなってしまいますよね。
導入文は、「みやすく」「簡潔に」読者が読みたいと思わせるような導入文にすることが大切です。
テンプレート➁:検索意図に対する悩みの解決策
導入文のあとは、読者の悩みを解決する本文を書きます。
本文は『PREP法』を使うのが基本です!
PREP法
- P(Point):主張
- R(Reason):理由
- E(Example):例
- P(point):再度主張
たとえば、[リスニング 伸ばし方]というキーワードであれば、以下のような感じですね。
- P(Point):主張
英語のリスニングを伸ばすなら音読しましょう。 - R(Reason):理由
自分の口で発音できない音は聴き分けることができないからですね。 - E(Example):例
例えば、CD付きの参考書を使って、シャドーイングを1日30分すればOK。 - P(point):再度主張
音読をすることで、正しい発音が身につくので、リスニング力も向上します。
こんな感じで、PREP法を使って簡潔に書いてあげるとわかりやすい文章になります。
質問:いきなり結論を書くと読者に離脱されるのでは?
結論、読者が求めている情報を先に出す方が離脱率は下がります。
これは、読者が結論に至る理由や根拠を知りたいと思い記事を読み進めるからですね。
逆に、結論を後ろに持ってくると、離脱して同じキーワードで再検索される可能性が高くなります。
同じキーワードでの再検索は、SEO的にマイナスなのでできるだけ避けたいところです。
再検索されないためにも、結論や解決策は本文の最初に書くようにしましょう。
テンプレート➂:潜在ニーズ(悩みの深堀り・関連事項)
『潜在ニーズ』とは、読者がまだ気づいていないニーズのことを言います。
逆に、読者が気づいているニーズのことを『顕在ニーズ』と言います。
潜在ニーズを満たす内容を次に書くことで、さらに読者満足度の高い記事を書くことができます。
具体的には、『悩みの深堀り』や『関連情報の追加』をすればOKです。
例えば、上の「リスニングの対策には音読が効果的」という内容であれば、潜在ニーズの追加情報として以下のような内容を足すよいでしょう。
- 音読におすすめの教材、参考書
- 音読によって得られる他の効果
- 長文対策など他の分野の対策法
上のように、『深堀り』や『関連情報』を付け加えることで、より記事にボリュームが出ます。
網羅性が高い記事は、Googleから評価が高くなるので、意識したい部分になりますね!
潜在ニーズについて詳しく知りたい人は【重要】潜在ニーズの見つけ方とブログ記事構成【読者のゴールを想像すればOK】の記事で詳しく解説しています。
テンプレート➃:記事全体のまとめ
記事のまとめ部分では、以下の5つを書きましょう。
記事のまとめで書くこと5つ
- 今回紹介した内容
- 解決策や要点のまとめ
- 記事の内容を実行したらどうなるか
- 関連する新たな悩みを提示
- 内部リンクで誘導する
まとめに上の5つを書くことで、読者が記事全体の内容を整理することができます。
さらに、関連する新たな疑問をこちらから提示することで、読者の好奇心をくすぐり、サイト回遊率を自然と上げることが可能です。
サイト回遊率が上がれば、Googleからそれだけ有益な情報があると認識され、評価が上がりやすくなります。
テンプレを活かすには記事を書く前の準備が大切!
記事の全体像はわかったけれど、そもそも記事を書くための準備ってどうすればい良いのかな?
次に、上のような悩みに答えていきます。
結論から言うと、以下の5ステップで準備すればOKです。
記事を書くための準備5ステップ
- キーワード選定
- ペルソナを設定する
- 検索意図を考える
- 潜在ニーズを考える
- 記事構成を考える
③「検索意図」と④「潜在ニーズ」については上で解説しました。
そこで、以下では①②⑤について簡単に紹介します。
その①:キーワード選定をする
記事を書くための準備5ステップ
- キーワード選定
- ペルソナを設定する
- 検索意図を考える
- 潜在ニーズを考える
- 記事構成を考える
記事の書き始めは、必ずキーワード選定から始めます。
なぜなら、読者は「特定のキーワード」で検索して、Googleからあなたの記事を見に来るからですね。
初心者の人は「こんな感じの記事を書こう!」と『記事の内容』で書くことを決めがちですが、狙うキーワードを決めると記事の軸がブレにくくなります。
ほかにも、キーワード選定をするメリットは以下の3つ。
- 検索意図がわかる
- カニバリを防ぐことができる
- 競合の強さや検索ボリュームがわかる
こんな感じですね。
記事を書く前に、狙うキーワードを決めることで、勝てない相手に挑戦する確率をグッと減らすことができます!
キーワード選定について詳しく知りたい人は【基本】キーワード選定のやり方3ステップ【ラッコキーワードの使い方あり】を参考にどうぞ。
その②:ペルソナ(想定読者)を決める
記事を書くための準備5ステップ
- キーワード選定
- ペルソナを設定する
- 検索意図を考える
- 潜在ニーズを考える
- 記事構成を考える
ペルソナ(想定読者)とは、読者のことです。
キーワードからペルソナを決めることで、より読者に刺さる記事を書くことができます。
たとえば[英会話 おすすめ]というキーワードで、ペルソナが「学生」と「会社員」の2人を考えた場合、検索意図は以下のように考えることができます。
- 学生の場合:「留学のため」に英会話を勉強したい
- 会社員の場合:「ビジネス」英会話を勉強したい
上のように、『読者』が変わると『知りたい情報』も変わります。
ペルソナを決めると、手順③④の「検索意図」や「潜在ニーズ」が考えやすくなるので、ざっくりでもいいのでペルソナを考えるようにしましょう!
ペルソナの考え方は【初心者向け】ペルソナ設定の作り方【3人の想定読者を考えればOKです】で解説しているので参考にどうぞ。
その③:テンプレをもとに記事構成を考える
記事を書くための準備5ステップ
- キーワード選定
- ペルソナを設定する
- 検索意図を考える
- 潜在ニーズを考える
- 記事構成を考える
最後に、記事構成を考えましょう。
記事を書く前に構成を作ることで、執筆に集中できるようになります。
記事構成は、さっき紹介した「記事テンプレート」にあてはめながら考えればOKです。
ちなみに僕は、以下のようなルーティンで記事を書いています!
【僕の執筆ルーティン】
■ 前日 : 記事構成を作成
■ 朝 : 構成をもとに執筆
■ 昼 : 次の記事構成を思考
■ 夜 : 朝書いた記事の推敲&装飾
こんな感じですね。ポイントは頭が働く「朝」に執筆して疲れた「夜」に推敲と装飾のように作業を分けて効率化してます☺️
前日に構成を考えておくと、次の日は執筆に100%集中できます。
僕の場合、記事構成をマインドマップやiPadのメモにまとめて作っていますが、自分のスタイルに合わせて記事構成を作ってみてください。
【おまけ】記事を書く上で意識すること3つ
最後に、記事を書く上で意識する3つのポイントを紹介します。
記事を書く上で意識すること
- 文字数は2,000字以上書く
- titleと見出しにキーワードを入れる
- 装飾で読みやすい記事を書く
サクッと順番に解説します。
その①:文字数は最低2,000字以上書く
結論から言うと、文字数に正解はありません。
なぜなら、文字数が多いと上位表示できるわけではないからですね。
かといって、文字数が少なすぎると読者の悩みを完璧に解決できないので、ある程度の文字数が必要になります。
1記事あたり2,000字以上を目安に、記事構成を考えてみてください。
文字数についてはブログ記事の文字数の目安は?【結論:文字数よりも読者ファーストを目指す】で解説しているので参考にしてみてください。
その②:titleと見出しにキーワードを入れる
キーワードは、タイトルと見出しに含めるようにしましょう。
理由は以下の2つです。
- Googleに記事の内容を知らせる
- 読者が知りたい情報を見つけやすくなる
上のとおりですね。
たとえば、ある記事のタイトルと見出しを見てみましょう。
上の記事は[ブログ 1000文字]というキーワードで書いた記事でして、パッと見で何のキーワードを狙っているかわかりますよね。
こんな感じで、タイトルと見出しにキーワードを入れてGoogleと読者に何の記事か伝えることが大切です。
その③:装飾をして読みやすい記事を書く
新聞や小説のような記事は、誰にも読まれません。
検索してあなたの記事を読む人は、サクッと悩みを解決したい人がほとんどなので、求めている情報がみつからないとすぐに離脱されてしまいます。
重要な箇所がわかるように、箇条書きや太字、マーカーなどで装飾してあげましょう。
ちなみに僕は、以下のような装飾を意識しています!
- 色は基本3色まで
- 箇条書きを使う
- 表を使って整理
- 吹き出しを使う
- h2見出しの下に画像
- マーカーや太字は最低限
- 枠や背景を使う
装飾された記事は読者満足度が高くなり、結果としてSEOでも上位表示される可能性が高くなります。
読みやすい記事の書き方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事【保存版】誰でも読みやすい記事が書ける方法15選【文章&デザイン】
まとめ:ブログテンプレートを使ってガンガン稼いでいこう!
今回は、ブログアフィリエイトの記事構成について紹介しました。
読者に伝わりやすい記事の構成は、以下の通りでしたね。
記事構成の分類
- 導入文
- 検索意図に対する解決策
- 潜在ニーズに対する補足
- まとめ
特に、導入文は記事全体が読まれるか決まる部分なので、しっかり作り込む必要があるのでした。
導入文の構成は、以下の5つに当てはめて書けばいいのでしたね。
記事の導入部分で書くこと5つ
- 読者の悩みを明確にする
- 悩みに対して共感
- 解決策を提示
- 解決できる根拠を明示
- 読者に解決後の未来を見せる
文章の構成をしっかり考えてわかりやすい記事を書くことで、読者満足度の高い記事を書くことができます。
読者満足度の高い記事は、Googleから評価され、結果として収益UPにつながります。
記事テンプレートに当てはめて、読まれる記事を書いてみてくださいね!
すでに多くの記事を書いていて読まれないのであれば、定期的に記事をリライトする必要があります。
『記事のリライト方法』については、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事【SEO順位別】ブログのリライト方法を3つの注意点とともに徹底解説