・SXO対策ってSEO対策とは違うの?
・具体的な対策方法を教えてください!

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SXO対策とSEO対策の違い
SXOで意識すべき3つのポイント
具体的なSXO対策5選
ブログを書いている人であれば、SEO対策という言葉を、1度は聞いたことがあるとお思います。
しかし、似たような言葉である「SXO対策」という言葉は、聞いたことがない人が多いのではないのでしょうか。
実はこのSXO対策は、記事の質を高めるためにとても大切で、知っているだけで周りと差をつけることが可能です。
そこで今回は、意外と知らない人が多い「SXO対策」について具体的な対策法も踏まえつつ紹介していきます。
この記事を読むことで、SXO対策について理解でき、より読者に好かれるサイト運営ができるようになりますよ。
目次
SXO対策とは「検索体験最適化」のこと

結論、SXO対策とは検索体験最適化のことです。
検索体験最適化とは、「読者が検索を始めてから、記事を読み終わるまでの流れ」を最適化することです。
似た言葉であるSEO対策との違いは、以下のようになっています。
意味 | 対策対象 | |
SEO対策 | 検索エンジン最適化 | |
SXO対策 | 検索体験最適化 | 読者 |
もっと簡単に説明すると、SXO対策は、読者満足度をあげるサイト設計をすればOKです。
SXO対策において読者満足度を上げるには「URA」が大切

SXO対策には、URAの3つが大切です。
SXO対策に必要なURA
- U:ユーザビリティー(ユーザー満足度)
- R:レバレンス(適合性)
- A:オーソリティー(権威性)
1つずつ解説していきます。
SXO対策のURA①ユーザビリティー(ユーザー満足度)
ユーザビリティーとは、ユーザーの満足度のことです。
ブログでは、読者が求めている情報にいかに早くアクセスできるかが大切になります。
例えば「結論から文章を書く」「サイト表示スピードを早くする」といったことが大切です。
読者のストレスがないサイト設計や記事構成が重要!

SXO対策のURA②レバレンス(適合性)
レバレンスとは、適合性のことをいいます。
適合性と聞くと難しそうに聞こえますが、簡単に言えば検索意図を満たしているかどうかです。
例えば、[筋トレ やり方]で検索した記事に、おすすめのプロテインの情報ばかり書いてあったらおかしいですよね。
上の例は極端ですが、検索キーワードに対する読者の検索意図を合わせないと、読者満足度(SXO)は低下してしまいます。
当たり前のことですが、意外とできていない人が多いので注意ですね!

SXO対策のURA③オーソリティー(権威性)
オーソリティーとは、権威性のことを言います。
権威性とは、どれだけその記事に専門性があり具体性があるかということです。
例えば、「英語ブログ」の場合、書いている人の英語の偏差値が40と70であれば、後者の方が権威性があります。
Googleは権威性を「被リンク」や「他の記事にはないオリジナル情報」で判断していることが多いです。
自分の体験談や資格などを生かした記事は、権威性が高くなります!

初心者でもできる具体的なSXO対策5選

それでは、具体的なSXO対策について紹介していきます。
具体的なSXO対策5選
- ページの表示速度を上げる
- サイト設計と記事設計をする
- 読みやすい記事を書く
- 検索意図と潜在ニーズを満たす
- 内部リンクを充実させる
それでは、1つずつ紹介していきます。
SXO対策①:ページの表示速度を上げる
ユーザーが記事をクリックした時に、記事を開く速度が遅いと離脱されてしまいます。
サイトスピードは、GoogleのSEO対策でも効果的で、これからさらに重視される項目です。
サイトスピードを早くするには、「画像を圧縮」したり「不要なプラグインを減らす」ことが有効になります。
サイトスピード対策は、以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください!

関連記事【SEO対策】サイト高速化のためにやった5つのこと【解決策あり】
SXO対策②:サイト設計と記事設計をする
読者満足度を上げるには、サイトや記事設計にもこだわりましょう。
ここで意識すべき事は、読者が求める情報を一目で確認できるようなブログを作ることです。
初心者には難しく感じてしまう部分ですが、以下のことを気をつけながら記事を書けばOK。
- 目次作成
- 内部リンク
- サイトマップ
- ページ内リンク
- まとめページ
「ページ内リンク」とは、クリックすると記事の中で目的の場所まで移動できるリンクのことです。
当ブログでも、「ツールの導入手順のみを知りたい人は、このリンクをクリック!」みたいに使用しています!

ページ内リンクの作り方は以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
関連記事【3分で完了】ブログ記事でページ内リンクを作ってジャンプする方法
SXO対策③:読みやすい記事を書く
読者満足度を上げるには、記事の読みやすさが大切です。
読者は、基本的に記事を流し読みするので、読者が流し読みをする前提で、重要な情報を配置しなくてはいけません。
以下のような装飾を使って、適宜読者の目線を止める工夫をしましょう!

- 表
- 色
- 画像
- 余白
- 背景
- 箇条書き
- 吹き出し
- 文字の大きさ
装飾は入れすぎてもダメで、目安はスマホで見たときに1画面に、1つか2つくらいのバランスで入れましょう。
読みやすい記事の書き方については、以下の記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
-
【保存版】誰でも読みやすい記事が書ける方法15選【文章&デザイン】
SXO対策④:検索意図と潜在ニーズを満たす
読者満足度が高い記事をを書くには、検索意図と潜在ニーズの把握が大切です。
- 検索意図:読者がそのキーワードで検索した理由
- 潜在ニーズ:読者が気づいていない悩みや情報
例えば、[プラグイン おすすめ]で検索する人の検索意図と潜在ニーズは、以下のように考えられます。
■ 検索意図
単純におすすめのプラグインが知りたい
■ 潜在ニーズ
プラグインをいれなくても重くならず、機能性の高い有料テーマが知りたい
おすすめのプラグインが知りたい人は、もっと自分のブログを便利にしたいと考えている人が多いはずです。
もちろん、上の潜在ニーズは、無料テーマを使用している人を想定読者としているので、すでに有料テーマを導入している人のニーズは満たせません。
上のように、潜在ニーズはペルソナ(想定読者)によって変わるので、自分の頭で考えることが大切です。
「潜在ニーズ」は、「検索理由の本当のゴール」を想像すれば、考えやすくなりますよ!

SXO対策⑤:内部リンクを充実させる
内部リンクとは、自分の記事と記事をつなぐリンクのことです。
一方、自分のブログ外への記事リンクを「外部リンク」といいます。

内部リンクと外部リンクの違い
内部リンクを記事のなかに設置することで、読者の手間を省くことができます。
このままではわかりにくいと思うので、例として[転職おすすめサイトの比較記事]を考えてみましょう。
記事の中で「おすすめサイトがA社」という情報があったときに、記事のなかにA社の詳細な情報が書かれていなければ、読者はA社の情報を調べるためにブログを離れてしまいますよね。
ですが、そのポイントで自分のブログの中にある「A社の詳細情報が書いてある記事」の内部リンクを貼っておけば、読者は自分のブログから離れることはありません。
しかも、わざわざ読者が検索する手間を省くことができるので読者満足度を上げることに繋がります。
ちなみに、内部リンクの貼り方は以下の5つです。
内部リンクの貼り方
- テキストリンクにはキーワードを入れる
- クリックされる生きたリンクを貼る
- 別タブで表示される設定にしておく
- 新しい記事が孤立しないようにリンクする
- 上位表示したい記事にリンクを集める
上の通りですね。内部リンクは適当に貼ると効果が薄くなってしまうので、しっかり考えて貼ることが大切です。
内部リンクの貼り方は【SEO対策】内部リンクの貼り方と5つのコツ【リンク構造をチェックする方法あり】で詳しく解説しています。
まとめ:SXO対策をして読者満足度の高いブログ記事を作ろう!

今回は、SXO対策についてSEO対策との違いを踏まえた上で紹介しました。
結論、以下のポイントを意識して、読者満足度の高い記事を書けば良いのでした。
具体的なSXO対策5選
- ページの表示速度を上げる
- サイト設計と記事設計をする
- 読みやすい記事を書く
- 検索意図と潜在ニーズを満たす
- 内部リンクを充実させる
今では、SXO対策はSEO対策の一部になっているので、上のことを考えながら記事を書くことが、直接SEO対策に繋がります。
しっかりSXOを意識して記事が書けたかどうかは、公開した記事の検索順位を確認するしかありません。
本気で稼ぎたいのであれば、RankTrackerは必須のツールなので、まだ導入していない人は以下の記事を参考にしてみてください。
今回は以上です。
関連記事【SEO最強ツール】Rank Trackerの価格・料金プランを徹底解説