・潜在ニーズってよく聞くけど何なんだろう?
・どうやって潜在ニーズを考えればいいのか教えてください!
こんな悩みを解決します。
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潜在ニーズとは何?
潜在ニーズを含むと上位表示されやすい理由
記事構成で潜在ニーズを考える順番
今回は、ブログで大切な潜在ニーズについて紹介します。
ブログで上位表示するには、読者満足度を高めることが大切です。
読者満足度は、読者の悩みを解決するだけでなく潜在ニーズを満たすことで更に高めることができます。
そこで本記事では、読者の潜在ニーズを掴む方法を紹介します。
記事の後半では、潜在ニーズを含めて記事構成を作る方法を紹介するので最後までじっくり読み込んでみてください!
それではさっそく見ていきましょう。
潜在ニーズは「読者が気付いていないニーズ」のこと
潜在ニーズとは、読者がまだ気付いていないニーズのことです。
逆に、すでに読者が自分で把握しているニーズを「顕在ニーズ」と言います。
・顕在ニーズ:読者が把握しているニーズ
・潜在ニーズ:読者がまだ把握していないニーズ
読者が「そうそう!実はその情報も知りたかったんだよね!」と思うのが潜在ニーズです!
潜在ニーズと顕在ニーズの具体例
例えば、[ブログ 始め方]で検索する場合、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」は以下のように考えることができます。
顕在ニーズと潜在ニーズ
・顕在ニーズ:ブログの始め方が知りたい
・潜在ニーズ:ブログで稼ぐ方法が知りたい
[ブログ 始め方]で検索する人は、単純に『ブログの始め方が知りたい人』です。
つまり「顕在ニーズ=ブログの始め方」になります。
しかし、[ブログ 始め方]で検索した人の本来の目的はブログを始めることではなく「ブログで稼ぐこと」です。
なので「潜在的なニーズ」として、「ブログで稼ぐ方法」や「具体的な手順」を書いてあげると潜在ニーズを満たすことができます。
潜在ニーズを満たすことで上位表示されやすくなる
潜在ニーズを満たすことで、上位表示されやすくなります。
これは、潜在ニーズを満たすことで記事の質が上がるからですね。
記事の質はおもに「読者満足度」で決まり、ブログの滞在時間や、同じキーワードで再検索されないかで判断しています。
記事からすぐ離脱されたり、同じキーワードで再検索されるということは、その記事に読者が知りたい情報がなかったとGoogleは判断します。
「潜在ニーズ」を含めた網羅性の高いブログを作ることで、読者満足度が上がり結果的に上位表示に繋がりやすくなるのです。
潜在ニーズを考えるときのコツ3つ
潜在ニーズを考える手順は以下の3つです。
潜在ニーズを考えるコツ3つ
- ペルソナ&検索意図を明確にする
- HARMの法則からゴールを考える
- ゴールから潜在ニーズを掴む
それでは実際に、ひとつずつ見ていきましょう。
手順①:キーワードからペルソナを設定して検索意図を明確にする
まずは、キーワードから読者が知りたいことを明確にします。
たとえば[iPad おすすめ]というキーワードを例に考えてみましょう。
キーワードから想像できる検索意図(顕在ニーズ)は、以下のようになります。
【[iPad おすすめ]の検索意図】
・ニーズ:おすすめのiPadが知りたい!
・記事内容:価格,用途,モデル別にそれぞれ比較
ざっくりこんな感じですね。
もっと検索意図を絞るのであれば、ペルソナ設定をします。
ペルソナとは「想定読者」のことで、たとえば「一人暮らしのミニマリスト系男子大学生」向けにiPadの記事を書くみたいな感じです!
ペルソナ設定の方法は【初心者向け】ペルソナ設定の作り方【3人の想定読者を考えればOKです】で解説しています。
手順②:HARMの法則から読者のゴール(目的)を考える
HARMの法則は、人間の4つの悩みの頭文字をとったものです。
HARMの法則
多くの読者は、上の4つのいずれかを解決するためにGoogleで検索してあなたの記事を読んでいます。
つまり、HARMの4つのうちどれを解決するのが目的かわかれば、潜在ニーズがわかります。
たとえば[iPad おすすめ]であれば「iPadでタスク管理をしてさらにキャリアアップにつなげる」のようにAmbitionに落とし込むことが可能です。
読者の目的がわかれば、検索意図を満たすために必要な項目が見えてきます!
手順③:ゴールから潜在ニーズを考える
手順②で「iPadでタスク管理をしてさらにキャリアアップにつなげる」のが目的と考えたので、そのために必要な項目を考えます。
たとえば、以下のような感じです。
- 作業効率化のiPad設定
- タスク管理おすすめアプリ5つ
- iPhoneやMacBookとの連携技
上のように、必要な項目を記事の中に盛り込んで潜在ニーズを満たしましょう。
記事が長くなるときは内部リンクを使う
潜在ニーズをすべて満たそうとすると、自然と記事が長くなります。
記事が長くなると読了率が下がり、SEO的にもマイナス評価を受ける可能性があるので注意しましょう。
どうしても必要な内容であれば、記事を別に作って内部リンクで繋げば記事が長くならずに済みます!
内部リンクの貼り方は【SEO対策】内部リンクの貼り方と5つのコツ【リンク構造をチェックする方法あり】で解説しているので参考にしてみてください。
潜在ニーズを含めた記事構成は4項目
潜在ニーズがわかったら、以下のテンプレートに当てはめて記事を書いていきます。
ブログ記事構成のテンプレート
記事構成の分類
- 導入文
- 検索意図に対する解決策
- 潜在ニーズに対する補足
- まとめ
上の形で記事を書き進めれば、検索意図と潜在ニーズを満たした記事を書けます。
もっと詳しい書き方が知りたい!という人は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事【売り上げUP】売れるブログアフィリエイト記事構成4ステップ【テンプレート付き】
まとめ:潜在ニーズを捉えた記事を書いて検索上位を目指そう!
今回は、潜在ニーズの考え方から記事構成の作り方について紹介しました。
簡単に今回の内容をまとめると、以下のようになります。
- 潜在ニーズは読者が気づいていないニーズのこと
- 読者満足度を上げるなら潜在ニーズは必須
- HARMの法則をもとに潜在ニーズを掴む
こんな感じですね。
潜在ニーズの考え方は少し難しいですが、読者のゴールを想像し、その過程で必要な記事や内容を盛り込むことで、ある程度満たすことができます。
質が高い記事を書くために、潜在ニーズを含めたした記事構成を意識しましょう。
実は、読者満足度は『潜在ニーズ』を満たすことでも上がりますが、他にも多くの方法があります。
読者満足度を上げる『SXO対策』については、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
今回は以上です。
関連記事【SXO対策】SEO対策との違いと具体的な対策法5選【読者満足度を上げることが優先です】